アーカイブ

医師を見極めて患者さんは治療を受ける時代

七〇歳代の患者が大動脈弁置換術で死亡したことについての医療裁判で、手術の際に助手として参加した医師の法廷でのやり取りを紹介しましょう。「執刀医は40歳でこれまで三例の大動脈弁置換術の経験しかなく、本件が四件目であったということです。自分の親兄弟が大動脈弁置換術を必要としたとき、あなたはこのような経験しかない医師に対して、執刀を依頼しますか」と原告(患者遺族)側弁護士が質問しました。すると医師は少し
医師を見極めて患者さんは治療を受ける時代... の続きを読む

生体認証でサポートデスクも静か

会社内で何らかの仕組みを開始するというときはだいたい社員全体で一斉に始めるものです。ですから定期的に行うという場合やはり社員全体で行うことになります。中途入社の人などの場合は多少時期がずれる事がありますが全体の数からすると少数派です。定期的に何かを行うというときに問い合わせが必要な場合はその問い合わせを受け付けるところはパニック状態になるということもあります。他の業務をすることができなくなるのです
生体認証でサポートデスクも静か... の続きを読む

ポピュラー音楽の新しい場所

かつては「趣味」「娯楽」「余技」にすぎなかったポピュラー音楽は、官民が「余暇」「ゆとり」を推進する中で、新しい居場所を見出した。「若者文化」として社会の片隅の地位を強いられていたのが、「大人」の世界である企業から対等の存在としての承認を得たともいえる。その背景には、次章で詳しく述べるように、急速なCDの売れ行きの成長も手伝って、音楽産業に流入する資金量が増え続けていたこともある。そんな高揚感も「J
ポピュラー音楽の新しい場所... の続きを読む

少しずつ進行する慢性病

健康な時には不仲だった夫婦や親子の仲が、病気という経験を経て穏やかなものになる。これまでに何回となく、そんな場面を見てきました。さらに最近では私自身、父と母のかかわりを見るにつけても、こうしたことってあるんだなあと実感しています。この数年、母は肺を、父は肝臓を患い、ともに私が勤める病院に入退院を繰り返しています。元気な頃は、別れる、別れないとしばしば大騒動だった二人ですが、最近では、お互いの身体を
少しずつ進行する慢性病... の続きを読む

非人間的で威圧的な印象

非人間的な印象「ホスピタル」という言葉は語源的にも「ホテル」に近く、お客(hospes)を受け入れるところであるという余韻を残してはいますが、今日の病院は白々しい大きな建物で、その中には白衣をまとって、科学技術の使徒であることを誇示するかのような職員(医者や看護婦だけでなく、事務員やその他の職員までも白衣をつけている場合が少なくありません)が行きかい、そのうえ全体の衛生的で清潔な環境が、非人間的で
非人間的で威圧的な印象... の続きを読む